予防接種は、標準では生後2ヶ月(遅くとも3ヶ月)から開始します。
この頃から母由来の免疫は、減少を続け、発熱が見られても不思議でない月齢の生後5~7ヶ月で殆どが”0”となります。
そして、月齢の小さい児に比較的多い”細菌性髄膜炎”と0才でかかると重症化しやすい(つまり1回目)”ロタウイルス性腸炎”があります。
以上の理由から生後2ヶ月より「ヒブワクチン(アクトヒブ)」と小児肺炎ワクチン(プレベナー)そしてロタウィルスワクチン(ロタリックス他)が接種されます。
又、B型肝炎ウィルスは、早期に感染すると終生体内に残るので、それを予防する為、生後2ヶ月から開始します。
生後3ヶ月からは、これに四種混合ワクチンが加わります。
現在の予防接種は、勿論国家認定を経た製品で数十年前に比べると、とても安全になっています。
殆どの赤ちゃん、小児で接種後に著名な副反応は認めませんが、極たまに出現する事も事実です。
発熱、発赤、硬結などですが、多くの場合、翌日には軽減します。
つまり、予防接種による利益と不利益を”てんびん”にかけて、傾いた方に従うのが現在の考え方で、殆ど多くは利益の方に傾きます。
予防接種は先人の苦労や努力、そして現在の医学、科学技術、公衆衛生学、統計学などの結晶の様な存在で、一本一本に、病の予防や重症化防止の想いが込められています。
これらを利用しないのはもったいないです。
医院名 |
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たまつ小児科医院 |
院長 |
小林 楠和 |
住所 |
〒164-0014 東京都中野区南台3-15-5 岡山ビル1階 |
診療科目 |
小児科 |
電話番号 |
03-3380-0325 |
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